
Climate Liveとは?
「私たちはClimate Liveを通じて気候危機を訴えます。」
Climate Liveの始まりは、イギリスの高校生でした。彼女は、気候変動による度重なる自然災害に危機感を覚え、同世代に気候変動を訴える方法を模索していました。
そんな時、イギリスのロックバンドQueenのメンバーであるブライアン・メイの「気候変動を訴えるLive Aidのようなライブがあればぜひ参加したい。」という発言を聞き、それをきっかけに、音楽で同世代に気候変動を訴えることを考え始めました。
そして、気候危機を世界中に訴え、若者から気候変動問題解決に向けて行動を起こし、2021年11月に行われるCOP26(気候変動の国際会議)に向けて機運を高めるための音楽ライブイベント『Climate Live』が立ち上がりました。
この企画は世界中の学生環境活動家に広がり、「気候変動を止めたい。」という一心で繋がり、世界40カ国で(11/20現在)、Climate Liveを開催します。
なぜ今開催するの?
2021年11月に 地球温暖化対策を話し合う国際会議COP26※1が開催されます。
COP26に向け参加各国はNDC(国別温室効果ガス排出削減目標)※2を再提出する予定です。
ここで提出される各国のNDCは、今後30年間の気候変動対策と地球環境に大きな影響を与えると言われています。
しかし現在の各国の2030年度温室効果ガス削減目標のままでは、世界の平均気温上昇を1.5度に抑えることは難しく、パリ協定※3の目標達成は不可能と言われています。
特に日本の削減目標※4は各国より大きく遅れをとり、国内外から批判されているのが現状です。
だから、今、私たちは気候変動への具体的な対策とNDC引き上げを求めて行動します。
※1 COP26:第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議
※2 NDC(Nationally Determined Contribution):パリ協定で提出が義務付けられている国別の温室効果ガス排出削減目標
※3 パリ協定:世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して、2℃より充分低く抑え、1.5℃に抑える努力を追求することを目的とした国際的な枠組み。1.5℃努力目標とも呼ばれる。
※4 2019年9月、国連行動気候サミットにてアントニオ・グテレス国連事務総長が各国に対して2030年までに温室効果ガスを45%削減、2050年には実質ゼロを呼びかけている。日本のNDCは現在、2030年度目標(2013年度度比)26%。EU等が設定する1990年度比では、わずか18%。
なぜ音楽なのか?
気候変動は社会、人類全体の問題であり、世界中で一丸となる必要があります。
音楽には言葉を超えて人々の心に「想い」を届け、あらゆる人を「繋ぐ」力があります。
その力で世界中の人々の心をつなぎ、大きな力となることが、気候変動を止めると私達は信じているからです。
どんなイベントになるのですか?
アーティストによるライブ、気候変動問題を知ってもらうためのトークセッションや映像、などを含んだオンラインライブ配信を目指しています。
イベントの参加方法は?
2021年以降に発表する予定です。協賛金、クラウドファンディング、出演者ブッキングを考慮し、会場規模やチケット価格などを決定しだい、発表します。
チケットの販売はあるのですか?
無料で鑑賞出来るオンライン配信を目標に準備しています。
開催概要
名称: | Climate Live Japan(クライメイト ライブ ジャパン) |
日時: | 2021年4月24日(土) ※時間未定 |
開催場所: | オンライン配信 |
内容: | 気候変動の解決に向け、40か国の若者を中心とし、開催する音楽フェス |
出演者: | 未定 |
主催: | Climate Live Japan実行委員会 |
企画制作: | Climate Live Japan実行委員会 |
アドバイザー: | iPledge / THE FOREST / divercitizen / レーベン企画 / 350.org JAPAN |
運営: | Climate Live Japan実行委員会 |
※ 2021年2月24日時点